ドライブレター枯渇のないシステムへ――
これはドライブにドライブレター(A~Z)を割り当てる代わりに
搭載されているNTFSドライブの空フォルダを割り当てるというもので、
これによりドライブレターによる上限(26台)を超え、ドライブをいくらでもマウントできるようになります。
やり方は簡単で、「ディスクの管理」からディスクを右クリックして
「ドライブ文字とパスの変更」でドライブレターを削除してNTFSのフォルダを追加するだけです。
するとそのフォルダは各ドライブへのショートカットのような動きをするようになります。
こんな感じ↓
2GB MicroSD(AK-ICR-13経由)をマウントした例↓
プロパティ(↑の画像)にある「プロパティ」をクリックするとドライブのプロパティが開き、
使用容量・空き容量の確認やエラーチェック・デフラグの実行といった
通常のドライブレター付きドライブと同じ操作ができます。
上の画像のようにカードリーダーに挿入されたメモリーカードをマウントする場合は、
カードではなくスロットによってどのフォルダに繋がるかが決定されている点に注意が必要です。
USBメモリの場合は逆にどの端子に挿しても同じドライブであれば同一フォルダに繋がります。
なおOS起動中に挿抜しても特に問題はないようでした。
さすがによくできてますね、Windows。