そういえばウイルスって何にでも感染するんですよね？
でも・・・例えば「ウイルス化テキスト（.txt）」や「ウイルス化MP3（.mp3）」があったとして
それがいったいどんな活動を起こせるんでしょう？
exeファイルや悪質なソフトウェアならメモリに展開して他のソフトと同じように
ファイルを削除・転送したり、特定プロセスを終了させることも容易だと思いますが、
テキストは文字をデコードして表示するだけ、MP3もデコードして流すだけです。
はたしてコンピュータの情報を破壊したりできるのでしょうか？
例えデコーダー経由でプレイヤーに感染し、プレイヤーからディスクへアクセスするとしても、
どんな情報によってデコーダーやプレイヤーを感染させることが可能なのでしょう？
exeファイルのようにメモリへの展開を指示する情報を持っていたとしても
デコーダーは情報を認識できずにエラーを出すだけでしょうし・・・
インターネットにアクセスしたり、InternetExplorerにプラグインを持つものなら
脆弱性を利用した侵入やアップデートサーバーの偽装による侵入が可能ですが、
それを行うのは改竄されたWebページなのでウイルス化テキストやウイルス化MP3による活動とは無縁でしょう。
あるいは先にウイルス化テキストやウイルス化MP3を送っておいて、
悪意のあるソフトウェアか脆弱性のあるソフトでウイルス化ファイルのウイルス部分を実行させれば・・・
でもどこにあるのか、どんなファイル名なのかも分からないファイルを実行・・・？
まあファイル名は変更されていない可能性もありますし、
場所はファイル名が変更されていなければ検索で見つけられるので不可能ではなさそうですが・・・
ウイルスの作り方でも学べば分かるのかもしれませんが・・・その気はないです。
